小学校教員に必要な英語授業のプロセスとは

学習・教育
 いよいよ来年度に迫った新小学校学習指導要領の完全実施。中学年から取り組むこととなった英語の授業に関して、小学校教員はどのように取り組めばよいのだろうか。2019年7月26日、イーオン教務コーディネーターの菅井幸子氏と専任講師の窪田遼氏によるセミナーが開かれた。クラスルーム・イングリッシュから始める

 菅井氏はクラスルーム・イングリッシュのプロセスを説明するうえで、集まった教員ら64名に英語に対する意識を聞いた。すると、英語に対する苦手意識のある人が圧倒的に多かった。小学校で英語教育はあったもののALT(Assistant Language Teacher)に任せきりで自身が教えることはなかったからだという。

 「先生だから間違えてはいけない」「生徒に伝わるだろうか」という意識が働くのは無理もない。だが、小学校での英語教育に求められているのは正しい英語ではなく英会話を楽しむという体験ではないだろうか。クラスルーム・イングリッシュとは、生徒が英語を話したくなるような空間を自然とつくるためのツールだと菅井氏は話す。教員自身が楽しんで英語を使うことで、non-native speakerとしてのロールモデルの役割を果たすだろう。

 また、小学生が理解しやすいようにするため、なるべく短い文章で話す場面は多くなる。必要なのはSSCというShort、Simple、……(中略)…… はないだろうか。教員は必ずしも完璧でなくても良い。児童のロールモデルとして、かっこいい大人であってほしい。

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